レッドブル、ライコネンの加入を否定

2010年05月28日(金)
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レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、キミ・ライコネンがレッドブルからF1に復帰する可能性を否定している。

ライコネンは昨年、フェルナンド・アロンソの加入を希望したフェラーリとの契約を1年早く解除することに合意。今年はレッドブルがスポンサーになっているシトロエンからWRC(世界ラリー選手権)に参戦している。

しかし、ライコネンのF1離脱直後から復帰に関するうわさが絶えることはなく、マーク・ウェバー(レッドブル)が今年末の契約満了とともにレッドブルを離れ、ライコネンがレッドブルからF1に復帰する可能性が高いとされていた。

だが、ウェバーが2戦連続でポール・トゥー・ウィンを達成すると、レッドブル首脳陣はウェバーとの契約更新の意向を示した。ウェバーのチームメートであるセバスチャン・ベッテルが長期契約を結んでいることから、ウェバーが残留した場合、ライコネンがレッドブルに加入する可能性はなくなってしまう。

ウェバーがレッドブルに残留するという憶測が強まっているが、ライコネンがレッドブルの選択肢になったことはないとホーナーは語る。

「キミはラリーに専念しており、今の環境を楽しんでいるようだ」

「われわれはマークの働きに満足しているのに、なぜ(ドライバーラインアップを)変える必要がある?」とのホーナーのコメントを『Autosport(オートスポーツ)』が報じた。

ホーナーはさらに、ウェバーとの契約を更新するのは書類上の問題を解決するのみだとして、数週間以内に契約を更新することを示唆した。

「われわれの意志は明確であり、彼の意思も明確だ。あとは、彼のマネジメントと書類上の問題を解決するだけだ。だが、あと数週間で解決できると思っている」

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