フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、トルコGPを前にした心境を語った。
Q:エイドリアン、モナコではポイントを獲得でき、いいイベントになりましたね。一週間たちましたが、週末を振り返ってみていかがですか?
エイドリアン・スーティル(以下、スーティル):あの週末については、かなりポジティブになっていいと思う。週末の間ずっと僕たちは力強かったし、トップチームと同じようなペースで走れていることが多かった。
スーティル:予選でそういった走りを見せられなかったのは残念だけど、クルマにはもっと速さがあって、僕たちがスタートしたポジションは僕たちのパフォーマンスを反映したものじゃないっていうのが分かったことはポジティブな面だよ。
スーティル:レースでは、スタートやピットストップで順位を上げることができて、最終的に8位になったことにも満足している。何よりも、いろいろな種類のコースでパフォーマンスを発揮できるクルマを手に入れたことがうれしいよ。ダウンフォースの少ないサーキットでも、多いサーキットでも関係ない。
スーティル:去年の僕たちは、モナコやハンガリーといったサーキットで少し苦戦していたけど、今年はトップ10に入れている。今年は安定性がカギなんだけど、自分たちのポジションには満足しているよ。
スーティル:僕たちは弱いだろうとか、ペースが上がらないだろうと思いながらサーキットへ行くことはない。毎回“Q3とポイントは確実だ”と思いながらサーキットへ行くんだ。これによって、僕だけではなく、ガレージやファクトリーにいるみんなも考え方が変わった。
Q:次は何を目標にしますか?
スーティル:トルコには、新しい開発パーツを持ち込むから、これをテストして、レースで使いたいと思っている。フロントウイングを変更したし、中国初めて使ったミラーの位置を最適化させてあるんだ。
スーティル:これまでの数戦で、トップチームが大幅な改良をするのではなく、少しずつ改良させていることが分かった。だから僕たちも、一段ずつ進歩していくことが大切なんだ。今回のレースに向けて、とても前向きになっているよ。
Q:トルコはお気に入りのコースですか?
スーティル:これまでトルコではうまくいっているし、去年は予想外のQ2進出を果たしていた。高速コーナーとテクニカルなセクションのバランスが取れているんだけど、ローラーコースターのようでもあるし、ターン8は素晴らしいよ。今年は全開で抜けられるだろうから、すごい感覚になるだろうね。
スーティル:僕たちはまだストレートで速いし、コーナーでもバランスが取れているから、このサーキットは僕たちに向いていると思う。それにここでは、トラクションも必要になるよ。ルノーとのギャップを縮めるために、今回も何ポイントか獲得したいと思っている。