シンガポールGPの関係者が、今年のレースに向けて、照明設備を完備したコースを準備するのが間に合わないとの憶測を否定した。
シンガポールGPの会場となるマリーナ・ベイでは、8月の末までユースオリンピックが開催され、そのわずか1ヶ月後には2010年のF1第15戦としてシンガポールGPが行われる予定だ。
そのため、照明設備などの準備が間に合わないのではないかとの懸念もあるが、シンガポール観光局でF1プロジェクトの責任者を務めるジャスティン・チューは、『MediaCorp(メディアコープ)』へ次のように語った。
「時間は十分にある」
「ユースオリンピックのオーガナイザーによると、サーキットから完全に立ち退くには少なくとも2週間から3週間かかるようだ」
「だが、彼らの撤収に必要な時間と、われわれの設営に必要な時間に関する問題はすでに解決した」
スケジュールが非常に厳しくなっているため、照明設備の支柱などサーキットの基本的な部分はすでに設営されている。