USF1のF1参戦は実現しなかったが、アメリカでは別のグループが来年からのF1参戦を目指している。
サイファーグループが13日(木)、2011年のF1へ参戦する「意思を示す文書」を提出したと発表した。
サイファーは、「F1経験のあるエンジニア、デザイナー、ビジネスマン」を確保しており、「アメリカを拠点に成功できるF1チームを創設」することが目標だとしている。
またサイファーは、短時間でチームを創設することが「非常に困難な挑戦であることを認識している」とも語り、そのため「クルマの多くの部分で”一流のメーカーによる”パーツを利用する」とも発表している。
「この戦略を進めるため、サイファーは既存のF1マシン製造者や、パーツ製造者と連絡を取り合っている」
サイファーは、「必要になると思われる予算をきちんと確保してから」正式なエントリーを行うとしており、まだ正式なエントリー申請は行っていないことも明かした。
「アメリカや、ファン、そしてわれわれ自身に恥をかかせようとしているのではない。われわれは、アメリカにふさわしい挑戦を行いたいと思っているだけだ」とサイファーは加えた。