ブリヂストンが、カナダGP、ヨーロッパGP、イギリスGPに持ち込むドライタイヤのコンパウンドを発表した。
カナダGPとヨーロッパGPは市街地コースでの戦いになることから、モナコGPと同じスーパーソフトとミディアムのコンパウンドが持ち込まれる。
イギリスGPが行われるシルバーストンは、以前からタイヤに厳しいコースとして知られていたが、先日に正式オープンしたばかりの新レイアウトはさらにタイヤへの厳しさが大きくなっているようだ。
ブリヂストンはイギリスGPへ、ソフトとハードのコンパウンドを持ち込むが、モータースポーツタイヤの開発責任者、浜島裕英氏は次のように語っている。
「シルバーストン・サーキットはこれまでも、カレンダーの中で最もタイヤに厳しいコースでしたが、新しいレイアウトになってさらに厳しくなっています」
「ストレートが追加されたことで平均スピードが上がり、ラップの中にはハードなブレーキングや急激な加速もあります。いつものようにわれわれは、タイヤの温度や摩耗を用心深く観察することになります」
「ハードコンパウンドでもグレイニングが発生することを予想していますが、ソフトとハードのコンパウンドによって、エキサイティングなレースが展開されると信じています」
第10戦イギリスGPまでのコンパウンドは以下の通り。
第1戦バーレーンGP スーパーソフト、ミディアム
第2戦オーストラリアGP ソフト、ハード
第3戦マレーシアGP ソフト、ハード
第4戦中国GP ソフト、ハード
第5戦スペインGP ソフト、ハード
第6戦モナコGP スーパーソフト、ミディアム
第7戦トルコGP ソフト、ハード
第8戦カナダGP スーパーソフト、ミディアム
第9戦ヨーロッパGP スーパーソフト、ミディアム
第10戦イギリスGP ソフト、ハード