フェラーリのフェルナンド・アロンソが、中国GPを前にした心境を語った。
フェルナンド・アロンソ
「中国はとても寒いよ! 中国には月曜(12日)に到着したんだけど、春はまだ来ていないみたいだね。今日は10℃もないし、お昼前からは雨が降り続いている」
「週末に向けて天候は回復するはずだけど、あらゆることに対して準備しておかないとね。変わりやすい天候の中で中国GPが行われるのは初めてじゃない。2009年や2007年もそうだったようからね」
「僕はサーキットから数時間のところにいて、エンジニアと話をしていた。マレーシアでの詳細なデータを分析しながら、現状について話し合っていたんだ。日曜(4日)の夜には簡単に振り返っただけだったからね。それに、F10の開発プログラムについても話をした」
「いくつか新しい空力パーツがあるから、これでパフォーマンスが向上するはずだよ。でも、主なライバルたちも改良してくるだろうから、僕たちがどのくらいの位置にいるのか言うのは無理だね。それについては、土曜(17日)の午後に予選で分かることだよ」
「自分たちの作業には自信を持っている。これまでにレースを戦ってきたサーキットや2月のテストで、僕たちはあらゆるタイプのサーキットで競争力を発揮できることを証明してきた。だから、中国でも同じようになることを疑う理由はない」
「上海のサーキットはとても面白いんだ。あらゆる種類のコーナーがある。とてもタイトな右コーナーへつながる長いストレートもあるしね。ここでは、いつもたくさんのオーバーテイクがあるんだよ」
「いつものように、予選がとても重要になるし、タイヤの反応を注意深くチェックする必要がある。オーストラリアやマレーシアで使ったのと同じものなんだけど、気温が低くなっている」
「ヨーロッパへ行く前に、可能な限り最高な形で選手権の序盤戦を終えるために、できるだけ多くのポイントを獲得する必要がある。上海のあとには長い休みがあるから、ドライバーやチームはヨーロッパシーズン開幕の前に充電できる。これは間違いなくみんなにとっていいことだよ!」