2016年までF1開催契約を延長したモンツァが、2021年までの契約延長を目指しているようだ。
ローマでの市街地レースが2013年から開催されるとうわさされていることから、モンツァでの開催継続が危ぶまれていたが、モンツァ・サーキットを運営するシアスが先日、2016年までの契約延長を発表した。
しかし、モンツァのマルコ・マリアーニ市長は次のように『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙へ語っている。
「シアスの発表は非常に前向きなものだが、明日からわれわれは、少なくとも2021年までモンツァでのグランプリ開催を継続するよう、契約を延長することに取り組んでいく」
マリアーニ市長はさらに、モンツァとローマがF1カレンダーで「共存」することを支持しないと加えていたが、ローマのジャンニ・アレマンノ市長はこう反論した。
「2012年か2013年までにイタリアは、2回グランプリを開催している国としてうらやましがられる存在になるだろう。これにより、観光とスポーツ両面で利益を得ることができる」