マクラーレンが18日(木)、メルセデス・ベンツが保有していたマクラーレン株式の大部分を買い戻したことを明かした。
メルセデスはこれまで、マクラーレン株式の40%を保有していたが、メルセデスがブラウンGP(現メルセデスGP)の買収を発表した際、マクラーレンがメルセデスの保有する株式を買い戻す予定であることも発表されていた。
マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)は、『Reuters(ロイター)』通信へこう語っている。
「メルセデスがまだ保有している株式は11%ほどだが、これは重要な数字ではないし、大きな数字でもないと思っている」
メルセデスが今年から、メルセデスGPをワークスチームとして参戦させているため、マクラーレンはメルセデスのワークスチームではなくなったが、2015年まではメルセデスがマクラーレンへエンジンを供給するとされている。
しかし、マクラーレンがF1エンジンも独自開発を目指しているといううわさもあり、メルセデスとの関係を完全に終わらせる可能性もあるとされている。