メルセデス、レッドブルへのエンジン供給拒否を否定

2010年03月18日(木)
メルセデス、レッドブルへのエンジン供給拒否を否定 thumbnail

メルセデスが、2010年にレッドブルへエンジンを供給することを「拒んだ」とするレッドブルの主張を否定した。

レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、「われわれが(メルセデスの)エンジンを手に入れれば、彼らがわれわれに勝てることはないと分かっていたため」メルセデスはレッドブルへエンジンを供給しなかったと語っていた。

しかし、メルセデスのスポークスマンは『Express(エクスプレス)』紙へこう反論した。

「マクラーレンが(メルセデスの)独占的パートナーだったが、彼らが合意しなかった」

「メルセデスとしては、レッドブルにもエンジンをリースしていただろうし、レッドブルもそのことはよく知っているはずだ」

またこのスポークスマンは、エンジン開発が凍結されている中でメルセデスが不公平にアドバンテージを得たとのマルコの主張も否定した。

「われわれのエンジニアが行ったことは、すべてレギュレーションに合致しており、FIA(国際自動車連盟)も知っていることだ。FIAも、もちろんこれを認めるだろう」とスポークスマンは語った。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧