ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は限度を超えることがある。メルセデスGPのロス・ブラウン(チーム代表)がこう認めた。
シューマッハは、1994年にデーモン・ヒルと接触してお互いにリタイアしたことで初のタイトルを獲得しており、1997年の最終戦ではタイトルを争っていたジャック・ビルヌーブと接触している。また、2006年にはモナコGP予選中にコース上で立ち往生してしまった。
こういった行為をシューマッハが故意に行っていたとして、シューマッハを非難する者がいるもの事実だ。
「確かに、マイケル(シューマッハ)はとてつもない負けず嫌いで、彼自身も認めているように、限度を超えてしまうことがある」
「脳のある部分によって少しの間支配されてしまうんだよ。理性ではない部分にね」
「だが、ここにいるのはみんな負けず嫌いだ。アロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)もそうだし、マイケルや他のドライバーも同じことだ。彼らにはあるスイッチがあって、時々そのスイッチが入るんだよ」