セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、遠慮しない発言で知られるチームメートのマーク・ウェバーとうまくやっていると語った。
レッドブルのクルマRB5が高い競争力を発揮していた昨年、ベッテルとウェバーの不仲がうわさされていた。
また、2007年の日本GPで当時トロ・ロッソに所属していたベッテルがウェバーに追突した際には、「いい走りをしていると思ったら、すべて台無しにしたガキ」とウェバーがベッテルのことを非難している。
そして今週、ウェバーはF1の若い世代について「ほんとうの男」ではないと言い捨てていた。
ウェバーは、今のクルマにはパワステがついており、ギアシフトもセミオートマになっていることから、F1を走らせるのが以前より楽になっているとしながら、次のように加えた。
「ルイス・ハミルトン(マクラーレン)にしろセバスチャン・ベッテルにしろ、デビューしてすぐにいい走りをしてしまうことがある」
一方のベッテルは、日本GPでウェバーに追突して以来、ウェバーとの間に「問題が起きたことない」としながら、『The Guardian(ガーディアン)』紙へこう語った。
「マークのことは知ってるでしょ。彼は自分の思ったことを、そのまま口に出す人なんだよ」
「もちろん、僕はいつも彼に勝ちたいと思っているし、彼も僕に勝ちたいと思っている。でもうまくいっているよ」