スターリング・モス、エレベーター事故で集中治療室に

2010年03月09日(火)
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1950年代を中心に活躍した元F1ドライバー、スターリング・モス卿が、ロンドンの自宅でのエレベーター故障によって転落し、集中治療室で治療を受けている。

F1で16勝を記録しているモス卿は、生命の危機にあるような状況ではないものの、足首と足を骨折し、脊椎(せきつい)にも損傷があるとのこと。

『Daily Mail(デイリー・メール)』紙によると、故障のためエレベーターがまだ4回にあったにもかかわらず、扉が開いたためにモスがエレベーターシャフトへ入ってしまい、3回からコンクリートの床へ転落したようだ。

ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブの秘書官スチュアート・プリングルは、モスが手術を受けたことを明かしながら、次のように語った。

「驚くことに、内臓には損傷がなかった」

「モス夫人がちょうど私に電話をかけてきて、サー・スターリングの体調はよくないものの、危険な状況ではないと伝えてくれた」

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