カタール、F1開催を目指す

2010年03月08日(月)
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カタールでは、間もなくF1開催に向けた準備が整うようだ。

カタールはすでにMotoGPをロサイル・サーキットで開催しており、つい最近にF1を統括するFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が訪れたばかりである。

またロサイルでは、F1開催を目的にしたサーキット改修が行われているという。

「たしかに、F1はわれわれの将来へ向けた計画の一部だ」カタール自動車・モーターサイクル連盟のナサール・ビン・ハリファ・アルアティヤ会長は『Gulf Times(ガルフ・タイムズ)』紙へこう語り、さらに続けた。

「すべてが完成すれば、サーキットは安全委員会の検査を受け、F1の公式テストの開催が認められることになる。その後、F1サーキットの仲間入りに向けた準備が整う」

14日(日)にバーレーンGPが開催された数日後には、FIAの技術責任者チャーリー・ホワイティングがカタールを訪れる予定になっている。

「チャーリーが提案したことを実行するつもりだ。F1を誘致する前に、F1で要求されるすべてのことをクリアできるだろう」とアルアティヤは『Peninsula(ペニンシュラ)』紙へ加えた。

また、トッドも次のように語っている。

「カタールがF1を開催するのは簡単なことだろう。解決しなければいけないのは、F1の運営側(FOM/フォーミュラ・ワン・マネジメント)と地元の主催者の商業的な問題だ」

「中東地域ではすでに、2つのレース(バーレーンとアブダビ)が開催されている。ここにカタールが加わることも、歓迎されるだろう」

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