25日(木)に行われたインディカーの合同テストで、佐藤琢磨は6番手になった。以下、プレスリリースより抜粋。
KV Racing Technologyからインディカー・シリーズに今年初めてエントリーする佐藤琢磨は、走行初日の前日も7番手とまずまずのパフォーマンスだったが、2日目には1分10秒2070=平均時速117.937マイルで6番手に入り、実力の高さをアピールした。
チームメートたちは、同じくルーキーのジェームズ・ロシターが11番手、EJ.ヴィソは15番手とラップタイムは今ひとつだったが、佐藤は71周と2日連続で最多のラップ数をこなし、マシン、チームともに好感触を得られたことを喜んでいた。
佐藤琢磨(KV Racing Technology)
「今日の天候を考えると、KV Racing Technologyにとって、とても意義のある一日となった。今朝も本当に寒く、走ることができなかったほどだった。インディカーで走りだしたばかりの自分としては、できるだけ多くの走行時間が欲しいところだった」
「しかし、いったん気温と路面温度が上昇してからは、コンディションはよくなっていった。今日も私は、マシンがセッティング変更に対していかなる反応を示すのかを学び続け、ブラジルでの最初のレースに向けていい準備ができたと思う」
「マシンが完ぺきになるなどありえないし、私自身がマシンに対して満足をするということもない。今回の2日間のテストで、私はインディカーというマシンのハンドリングがどのようなものかフィーリングをつかめたと思う」
「あと2週間ほどで行われるレースがとても楽しみだ」
(本田技研工業株式会社プレスリリースより)