フォース・インディアでは、ポール・ディ・レスタが午前中、エイドリアン・スーティルが午後に走行を担当した。
テスト兼リザーブドライバーのディ・レスタがテストに参加。悪天候に見舞われたものの、ディ・レスタが300km、スーティルが120kmを走行し、セットアップやコントロールシステムのチェックを行っていた。
ディ・レスタの周回数は76周、ベストタイムは1分25秒088で8番手。スーティルの周回数は28周、ベストタイムは1分24秒272で7番手になっている。
18日(木)はスーティルが走行する予定だ。
ポール・ディ・レスタ
「新車を走らせたのは初めてだったけど、かなりいい感触だったよ。できるだけ多くの距離を走ることが目標だったけど、300kmを走ることができた。午前中の悪天候を考えれば、上出来だったと言えるね」
「路面が乾いていっても、また雨が予想されていたし、タイヤに関しては判断が難しい状況だった。でも、こういったコンディションの中でも、クルマの感触をつかむことはできたよ」
「安定していて、いろいろな面で優れているクルマだし、去年に僕が乗ったクルマからよく進化している。バルセロナでまた乗る予定だから、今から楽しみにしているよ」
エイドリアン・スーティル
「僕にとっては短いセッションになった。走り始めたのは午後4時前で、路面が乾いているところもあったけど、レーシングライン上でもぬれている部分があった」
「スリックタイヤでロングランを2回やったけど、こういったコンディションの中でクルマについて把握するのは難しいよ。でも、今の段階では1周でも多く走ることが重要だし、明日にまた走って、走行距離を重ねてデータを集める」