ヘレステスト2日目の結果 可夢偉がトップ!

2010年02月12日(金)
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ヘレス・サーキットで11日(木)、F1合同テストの2日目が行われ、小林可夢偉(ザウバー)がトップタイムを記録した。

ヘレステスト初日となった前日は雨に見舞われたものの、この日は天候が回復し、セッション開始直後こそややぬれていた路面もすぐに乾き、ドライコンディションでセッションは進んでいった。

セッションの大半でセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)がトップに立っていたものの、終盤に可夢偉が1分19秒950のベストタイムを記録してトップの座を奪った。ブエミは結局、2番手でセッションを終えている。

3番手にはジェンソン・バトン(マクラーレン)が入ったが、セッション残り約10分となったところでコース上にクルマを止めていた。4番手に入っているニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアム)も、油圧の問題によってコース上に止まっていた。

6番手のミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)と7番手のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はロングランに集中していたようで、シューマッハは35周、アロンソは48周もの周回を1回のスティントで走っていたという情報もある。

しかもアロンソは、このスティントの終盤にも非常に速いタイムを記録していたとのことだ。

今後も悪天候が予報されていることから、ルノーは予定を変更してロバート・クビサが走行し、8番手になった。

また、ティモ・グロック(ヴァージン)は、ウイングを脱落させたが、スペアパーツが足りないためにこの日の走行を終了せざるを得ず、11周しか走れずに最下位となった。

2010/2/11 ヘレステスト
1 小林可夢偉 BMWザウバー 1:19.950 103周
2 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1:20.026 121周
3 ジェンソン・バトン マクラーレン 1:20.618 83周
4 ニコ・ヒュルケンベルグ ウィリアムズ 1:20.629 67周
5 ビタントニオ・リウッツィ フォース・インディア 1:20.754 80周
6 ミハエル・シューマッハ メルセデスGP 1:21.083 124周
7 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1:21.424 129周
8 ロバート・クビサ ルノー 1:22.003 103周
9 マーク・ウェバー レッドブル 1:22.043 99周
10 ティモ・グロック ヴァージン 1:29.964 11周

※リザルトはマクラーレンのリリースより

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