ウィリアムズは、グランプリの金曜日にテストドライバーのバルテリ・ボッタスを走らせるのではないかとの憶測を否定した。
ポール・ディ・レスタをテスト兼リザーブドライバーに起用することを2日(火)に発表したフォース・インディアは、今シーズンの数戦でディ・レスタに、金曜のフリー走行を走るチャンスを与えることも明かしていた。
「ポールが速さをつかむため、レースドライバーが走る時間を犠牲にする」チームCOOのオットマー・サフナウアーはこのように『the Independent(インディペンデント)』紙へ語った。
ボッタスをリザーブドライバーにすることを発表したウィリアムズも、フォース・インディアのようにボッタスを金曜に走らせる可能性があるとみられていた。
だが『the Independent(インディペンデント)』紙は、ボッタスの今年の役割はシミュレーターでの作業と若手テストでの走行になるとして、「他のチャンスを得る可能性があるのか、誰にも分からない」と報じた。
またフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、ウィリアムズがグランプリ中にボッタスを走らせることを計画していないと語るサム・マイケル(テクニカルディレクター)のコメントを掲載している。
マイケルは、2月のテストでボッタスがFW32を走らせることはないとも語った。
「彼との契約はあるが、彼が次のフィンランド人(F1)ドライバーになるのか、まだ分からない」
「ニコたちのようになるのか、数年後に分かることだ」ウィリアムズからデビューしたニコ・ロズベルグ(現メルセデスGP)やニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)を引き合いに出しながら、マイケルはこう加えた。