フェリペ・マッサ
「こんなに多くの距離を一度に走ったのは久しぶりだから、ほんとうにうれしいよ。僕にとっては、とても前向きなものだった。身体的にも問題はないし、何よりもクルマがいいスタートを切っているからね」
「これまでの作業には満足している。午後にはセットアップに取り組んで、いろいろなコンディション下でのタイヤ比較を始めたんだ。燃料の搭載量によってクルマの挙動が変わるけど、驚くようなことはなかった」
「タイヤに関しては、ここよりも厳しいサーキットでどういった反応を見せるのか、特に気温が高くなったときの反応を確認する必要がある」
「ライバルと比べて僕たちがどの位置にいるかって? それに答えるのは不可能だね。まだそんな時期じゃないよ!」
お昼にマッサは、思いがけない人物の訪問を受けていた。ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)だ。シューマッハはイタリアンの誘惑には勝てず、スクーデリアのシェフ、カルミネが腕をふるったぺペロンチーノを食べていた。
「僕たちが何を話したか? 大したことじゃないよ。僕たちは友だちだし、よく話をしているんだ。今日の彼はホームシックになって僕たちのモーターホームに来たんじゃないかな」
「ここにはF1のどこよりもおいしい食べ物があるからね」
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