トロ・ロッソが22日(金)、ハイメ・アルグエルスアリの残留を発表した。
以前からアルグエルスアリの残留が有力視されていたが、これまでトロ・ロッソはアルグエルスアリの残留を発表していなかった。
そのため、アルグエルスアリがトロ・ロッソから放出される可能性もあるとして、ブルーノ・セナ(カンポス)などがカンポスへ加入するとのうわさも出ていた。
残留が決まったアルグエルスアリは、セバスチャン・ブルデーの後任として2009年シーズン途中にデビューし、最年少F1デビュー記録を更新している。
チーム代表のフランツ・トストは、次のようなコメントを残した。
「2009年シーズンの半ば、ハンガリーGPで事前のテストもなくデビューしたことを考えれば、彼はいい仕事をしていた。まだ19歳であるにもかかわらず、シーズン終盤には成熟した取り組み方で、安定した成長を見せた」
「今シーズンも、前半はすべてのサーキットが彼にとって新サーキットになるため、どん欲に学習していく必要がある。ハイメの起用は、レッドブル・ヤングドライバー・プログラム出身者を育成するというチームの姿勢を示すものでもある」
すでにセバスチャン・ブエミの残留が決定していることから、トロ・ロッソはドライバーラインアップを変えずにシーズンへ挑むことになる。