元F1ドライバーのカール・ベンドリンガーが、次戦ブラジルGPでレッドブルは、新パーツやスペアパーツの面でマーク・ウェバー(レッドブル)を優遇すると語った。
マーク・ウェバー(レッドブル)は選手権2位につけているものの、チームメートのセバスチャン・ベッテルは選手権4位になっており、チャンピオンになる可能性が小さくなった。そのため、ベッテルはウェバーの王座獲得を支援するべきだとの意見が出ている。
しかし、レッドブルの首脳陣は、残りの2戦でも2人のドライバーを平等に扱うと語っていた。これに対しベンドリンガーは、レッドブルがチーム戦略を「完全に排除」することは「想像しにくい」と話している。
さらにベンドリンガーは『Servus TV(セアヴスTV)』へ、もしブラジルでスペアパーツや新パーツが足りなくなった場合、ウェバーに優先権があることをレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが認めたとも語った。
「これは精神的なアドバンテージになる」
「彼(ウェバー)は、自分がポイントで有利になっており、チームが自分たちのドライバーをチャンピオンにしたがっていると知っているのだから」とベンドリンガーは加えた。