エプシロン・エウスカディ、F1マシンの風洞テスト開始

2010年08月05日(木)
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2011年の新規参戦チームとして有力候補であるエプシロン・エウスカディが、縮小版のF1マシンで風洞実験を開始したようだ。

スペインのアスコイティアに拠点を置くエプシロン・エウスカディは、13番目のチームとしてF1参戦を目指し申請を行っている。

一方、GP2で活躍するARTやアメリカのサイファー・グループは、資金不足のためFIA(国際自動車連盟)への申請を取り下げた。

FIAの理事会が来週13日(金)にフランスのパリで開かれる予定で、13番目のチームが招待されていることが明らかとなっている。招待されているチームは、ジャック・ビルヌーブとデュランゴの共同チーム、ステファンGP、エプシロン・エウスカディだと推測される。

責任者のホアン・ビラデルプラットとエンジニアのセルジオ・リンランド率いるエプシロン・エウスカディは有力候補だと見られている。

リンランドはアルゼンチンの『Corsa(コルサ)』に「先週、われわれは初めて風洞にF1モデルを置いた」と語った。

「問題はなかった。設計は、順調に進んでいる」とウィリアムズ、ブラバム、ベネトン、ザウバー、アロウズ、フォルティでエンジニアを務めた経験のあるリンランドは付け加えた。

リンランドは、エプシロン・エウスカディのドライバーラインアップについて、まだ考え始めていないと語った。

「われわれは、(ドライバーについて)まったく考えていない」と語ったものの、同郷のエステバン・ゲリエーリがシートを獲得できるのならばそれは「素晴らしいことだろう」と明かした。

「しかし私が言ったように、この時期にドライバーについて考えていない」とリンランドは付け加えた。

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