ブリヂストンの2010年ドイツGP展望

2010年07月22日(木)
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2010年F1世界選手権後半戦となる第11戦ドイツGP(7月25日決勝)で、ブリヂストンは2段階のコンパウンド差があるハードとスーパーソフトコンパウンドを使用する。

ドライタイヤの中で一番硬いハードと一番軟らかいスーパーソフトの組み合わせは、今シーズンのサーキットの中でホッケンハイムのレイアウトと路面の過酷さが中程度であることから実現が可能になった。全長4.574kmのホッケンハイムは1周を通じて大部分が高速セクションだが、最終セクションは低速であり、いずれにも対応可能な戦略が求められるサーキットである。

安川ひろし(ブリヂストンモータースポーツ推進室長)
「ドイツはヨーロッパで最大かつ最も重要な自動車マーケットのひとつで、ブリヂストンは強い存在感を示す必要があります。私たちにとって、ニュルブルクリンクとホッケンハイムのレースを行き来するのは興味深いことです。ドイツでは当社の現地マーケットが懸命に仕事に取り組み、私たちのタイヤは高い評価を受けています。今年のF1はドイツ人ドライバーが多いため、レースのTV視聴率もかなり上昇しています。もちろんミハエル・シューマッハの復帰も大きな影響を与えました。また、ドイツGPでハード、スーパーソフト両コンパウンドを使うことがどのような結果をもたらすか確かめたいと思っています」

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