メルセデスGP、若手テストにイギリス人ドライバーを起用

2010年10月30日(土)
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最終戦F1アブダビGP後に行われる若手ドライバーが出走するF1テストに、メルセデスGPはイギリス人のサム・バードを起用すると発表した。バードは、11月16日(火)と17日(水)に参加する。

23歳のバードは、今季GP2シリーズに参戦し、1度の優勝と4回の表彰台を経験、ランキング5位で最終戦のアブダビに向かう。

GP2にステップアップする前は、メルセデス・ベンツのDTMチームとパートナーを組んでいるMucke MotorsportからF3ユーロシリーズに参戦し、2009年のF3マカオGPでは3位に入った。

「サムは、GP2初参戦の今年、印象的な仕事をした」とロス・ブラウン(メルセデスGP/チーム代表)が語っている。「われわれは、チームに重要な一貫性のフィードバックを与えてくれると確信している」

「今回、サムがモータースポーツを進めていく上で、F1の経験が役に立つだろうと見込んでいる。2日間にわたって、彼と働くことを楽しみにしている」と付け加えた。

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)は、「われわれはGP2を経験し、若くて優秀なドライバーを見つけることが重要だった。サム・バードは必要条件を満たしている。サムが、われわれのテストに向かう覚悟ができていると信じている」とコメントしている。

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