韓国のヒュンダイ、F1参戦に興味なし

2010年10月18日(月)
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韓国の自動車メーカーであるヒュンダイ(現代)が近い将来にF1へ参戦する可能性は低そうだ。

かつてミナルディのチームオーナーだったポール・ストッダートがチーム売却を検討していた際には、ヒュンダイも買い手候補として報じられた。

ミナルディは結局、レッドブルへ売却され、トロ・ロッソとして参戦を続けているが、当時ヒュンダイの関係者は、「(F1最高権威の)バーニー・エクレストンと話し合いをしている」とのコメントを残していた。

また、韓国の電子機器メーカーのサムスンも、F1でスポンサー活動を行うとうわさされている。2010年から韓国GPが開催されることから、韓国企業にとっては、F1進出に絶好のタイミングだと言える。

この数年、韓国の経済は成長を果たしており、「ヨーロッパでのブランドイメージ向上が最優先課題」だとヒュンダイのチョン・ウィソン副会長は語っている。

同じく韓国の電子機器メーカーLGはすでにF1でのスポンサー活動を行っているが、現段階でヒュンダイはF1進出に興味を示していないという。

「グランプリ(F1)は、一流の自動車ブランドになるための入り口になり得るが、ヒュンダイはF1に興味を持っていない」

「(F1では)少なくとも数年間という長期的な投資が必要になるが、ヒュンダイにそれほどの忍耐力があるのか疑わしい」とあるF1関係者は『Reuters(ロイター)通信』へ語っている。

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