ロータスのヘイキ・コバライネンが、日本GPを前にした心境を語った。
ヘイキ・コバライネン
「まず、シンガポールGPで僕がクルマを止める原因になったアクシデントの際、手を貸してくれたウィリアムズのみんなにお礼を言いたい。火を消すため、驚くような対応をできていたと思う。もしピットへ入っていたら危険だったから、あれが最良な方法だったよ。素晴らしいレースが、劇的な形で終わることになったね」
「マイケル(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)や、セバスチャン(ブエミ/トロ・ロッソ)と順位を争っていて、彼らを相手にできるだけいい戦いをするため、適切に判断できていた。今回は結果につながらなかったけど、ただ単に完走するという簡単な選択肢を選ばなかったことで、僕たちの哲学を示せたと思うし、とてもいい気分だった」
「レースの後、チームの全員が新しいエアアジアの飛行機でクアラルンプールへ飛んだんだ。飛行機の後ろには、僕のカーナンバーが書かれているし、シートはグリーンとイエロー(ロータスカラー)で、最高にカッコよかった」
「エアアジアがどれほどこのチームに力を注いでいるのか示すものだと思うし、チームにとってもう1つの故郷であるクアラルンプールに到着した時は、素晴らしい気分だったよ。チームの首脳陣と何日か滞在してゴルフをできて、日本へ旅立つ前に数日間リラックスすることもできた」
「日本は大好きだよ。少し怖いくらいに熱狂的なんだ。いい意味でね。ファンはとても熱心で、僕たち以上にドライバーのことを知っているし、コースも最高だね。僕たちはうまくやれると思うよ。高速で、いいラップタイムを記録するにはリズムをつかむ必要があるけど、経験と集中力が重要になる。またクルマに乗るのが待ち遠しい」