トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミが、シンガポールGPを前にした心境を語った。
セバスチャン・ブエミ
「シンガポールは2回目になる。去年は、比較的いい位置で予選を終えて、メカニカル面の問題でリタイアするまでは、いいレースを走れていた。夜に照明のもとで走るレースはほかにないし、視界は良好だけど、昼間とは違うから面白いものでもある」
「心配なのは突然の豪雨だね。今のところ、コース上をクルマが走っているときに、そうなったことはないけど、あの地域ではその心配がある。夜に走ることについては、問題を感じたことはないし、ヨーロッパ時間のまま生活することにもすぐ慣れた」
「マリーナ・ベイ(シンガポールGP開催地)は、ほかの市街地コースと同じように、とても厳しいコースだよ。ある場所ではとてもバンピーで、モナコに比べると1周がとても長いから、高温多湿という要素もあって、1年の中で身体的に最も厳しいレースになる」
「クルマのセッティングも、ほかの市街地コース同様に難しい。それに金曜(24日)には、路面の変更点や縁石についても確認しないといけない。終盤の5戦でシーズンをいい形で締めくくれるよう願っているよ」