オーストラリアGPが開催されるビクトリア州の州政府が、今年のレースで計上された損失について擁護した。
今年のオーストラリアGPでは、損失が4,920万ドル(約39億4,000万円)に達し、2006年に比べると納税者の負担が2倍にまで膨れ上がったことが16日(木)に判明していた。
これに対し、ある無所属の議員は「恥ずべきもの」、「言語道断だ」などと語っていたが、F1にはその価値があるとビクトリア州の主要イベント担当大臣ティム・ホールディングは語る。
「ビクトリア州にもたらされる経済的な利益は、グランプリ開催のコストをはるかに上回る」とのホールディングのコメントを、『The Age(エイジ)』が掲載した。
メルボルンのアルバート・パークで開催されるオーストラリアGPは、2015年までの開催契約を結んでいる。