31日(土)のGP2で発生したクラッシュでは、ルノーのリザーブドライバーであるタン・ホー・ピンも負傷していたようだ。
正面衝突する形になったこのクラッシュでは、フェラーリの育成ドライバーであるART所属のジュール・ビアンキが、脊椎(せきつい)を損傷したとすでに報じられていた。
しかし、ビアンキとクラッシュしたDAMS所属のタンも、レースが行われたブダペスト近郊のAEK病院へ搬送されており、脊椎を損傷していたことが明らかになった。
ルノーが1日(日)に発表したところによると、MRI検査の結果、「腰部の脊椎に小さな損傷」が発見されたようだ。
しかしルノーは、タンが3日(火)まで入院することを明かしつつ、このように加えた。「手術の必要はなく、彼の治療期間は長くならないとみられている」
「彼の回復状況を確認するため、2週間後にも検査が予定されている」