フォース・インディアのリザーブドライバーであるポール・ディ・レスタに、ドイツGPでは出番がない。
ディ・レスタはこれまで、多くのレースで金曜のフリー走行1回目に出走してきた。しかしフォース・インディアは、ドイツGPではディ・レスタがフリー走行に出走しないことを発表した。
フォース・インディアの発表によると、ドイツGPにブリヂストンが最も軟らかいスーパーソフトタイヤと、最も硬いハードタイヤを持ち込み、これまでにないコンパウンドの組み合わせになったことが理由なようだ。
「残念だけど、この決定は十分に理解できるものだよ」
「かなり遅い段階での決定だったけど、シーズンの中でも決定的なこの段階では、慎重になるほうがいいんだ」とディ・レスタはコメントしている。
フォース・インディアは現在、コンストラクターズ選手権で6位につけている。5位のルノーとは42ポイント差になっているが、7位につけるウィリアムズとは16ポイント差しかない。
「ハンガリーではまたクルマに乗るよ。フリー走行1回目で、トニオ(ビタントニオ・リウッツィ)のクルマを走らせる」とディ・レスタは明かした。