メルセデスのモータースポーツ副社長を務めるノルベルト・ハウグが最近、スイスにあるキミ・ライコネンの自宅を訪問したようだ。
第一報を報じたのは、フィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』紙。2007年にF1ワールド・チャンピオンに輝き、今季はラリー選手権(WRC)に参戦しているライコネンと、F1復帰にむけて協議しているかもしれないと報じている。
ライコネンのスポークスマン、リク・クバヤは今回の報道に対し、現在の状況について「前と同じである」と反応した。また、クバヤはハウグのスイス訪問を確認できていない。
しかし9日(金)にシルバーストンで、ハウグはライコネン訪問を認めたものの、将来について話し合ったということではないと主張した。
「友人として、キミと会った」とハウグは明かした。2002年から2006年までライコネンはマクラーレンに所属。また、ハウグはライコネンの結婚式にも出席していた。
ライコネンの将来に関して、話し合わなかったと語ったハウグは、『MTV3』に次のように語った。「キミは、自分自身で決定するよ」
さらにハウグは「彼がF1に戻ってくることを望んでいる。それがF1のためにも良いことだからね」と付け加えた。