ヒスパニア・レーシング(HRT)のテスト兼リザーブドライバーであるクリスチャン・クリエンが、バレンシアで再びHRTのクルマに乗り込むことを期待していると語った。
トルコGPのフリー走行1回目では、HRTでテスト兼リザーブドライバーを務めるもう1人のドライバー、山本左近が走行していたが、クリエンは今後も自身がフリー走行に参加する可能性があると語っていた。
すでにスペインGPでHRTからフリー走行に出走したクリエンだが、今季はル・マン24時間に参戦するプジョーチームのリザーブドライバーも務めており、レース日程が重なることから次戦カナダGPにはHRTに帯同できない。
「バルセロナでは素晴らしい形でデビューできた。すぐにブルーノ・セナ(レースドライバー)よりも速いタイムを記録していたんだ。彼はずっとあのクルマに乗っているのにね」
「バレンシアで僕がまたクルマに乗ることが予想されているけど、どうなるのか楽しみだよ。一歩ずつ確実にという言葉もあるからね」とクリエンはテレビ局『Sky』へ語っている。