バリチェロ、ウィリアムズの開発に懸念

2010年05月10日(月)
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ルーベンス・バリチェロが、所属するウィリアムズの開発について懸念を抱いていると認めた。

「この数週間、風洞でのデータをトラックで生かせていない」こう語るバリチェロは、スペインGPの予選でQ1を突破できなった。

また、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ウィリアムズがスペインGPへ持ち込んだ改良が機能したかったと語るバリチェロのコメントを掲載している。

「2月に行った最後のテスト以来、僕たちはライバルよりも進化が小さいね」と嘆くバリチェロ。

バリチェロはスペインGPの予選で、チームメートのニコ・ヒュルケンベルグよりもコンマ数秒遅かったが、ウィリアムズが使用するコスワースエンジンのパフォーマンスについても満足できていないようだ。

「僕はヒュルケンベルグよりも古いエンジンを使っていた。ニコは、ストレートで僕よりも7km/h速いんだ。とてつもない差だよ」とバリチェロはコメントした。

そして迎えた決勝、予選中にルイス・ハミルトン(マクラーレン)が跳ね上げた石でヘルメットを損傷したため、新しいヘルメットで走ったバリチェロは、9位でフィニッシュし、ポイント獲得を果たしている。

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