メルセデスGPが導入したエンジンカバーにF1界が驚かされたが、同チームのニコ・ロズベルグはこの新エンジンカバーが「クール」で「未来的」なものだと絶賛した。
バルセロナに登場したメルセデスGPの2010年型車W01には、ドライバーの頭上に従来のようなエアボックスがなく、エンジンカバーの両側にエンジン用の吸気口が設置されている。
「誰もやっていないような新しいことをするのはクールだよ」
「とても未来的な見た目になっていると思う」とロズベルグは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌へ語った。
メルセデスGPはスペインGPに向けて大幅にクルマを変更してきたが、ロズベルグは完全版のFダクトが搭載されないことを認めている。
「悪いけど、僕たちにはマクラーレンのようなFダクトシステムがないんだ」
「リアウイングは、基本的に上海のものと同じだよ。大きく変更されたのはホイールベースとエアボックスだけだね」とロズベルグはコメントした。