ロズベルグ、メルセデスGPの改良は自身にもプラスと語る

2010年05月05日(水)
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スペインGPに投入される大幅に変更されたクルマが、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)のパフォーマンスを低下させるとの報道もあるが、ロズベルグ本人がこういった報道に反論した。

F1に復帰したチームメートのミハエル・シューマッハが大苦戦を強いられる中、ロズベルグは序盤の4戦で好調な走りを見せていたが、スペインGPでメルセデスGPの2010年型車W01は大幅に変更される予定だ。

ロズベルグはこれまでのクルマに満足し、高い競争力を見せていたが、スペインGPからはホイールベースが延長されることになり、これでシューマッハのドライビングスタイルに向いたクルマになると言われている。

『Telegraph(テレグラフ)』のF1記者トム・キャリーは、この変更によって「ロズベルグを困らせ」、ロズベルグが「タイトルを争うチャンス」を奪うことになると書いていた。

こういった報道に対しロズベルグは、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙で「なぜ新しいクルマがミハエルだけにとっていいものなの?」と語っている。

ロズベルグは、アンダーステア傾向のクルマに満足しているとの意見を否定し、フロントのグリップが増すことは「僕にも向いている」と話していた。

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