ヴァージンのティモ・グロックが、マレーシアGPを前にした心境を語った。
ティモ・グロック
「セパンは、ドライの時にはいいコースだね。暑さと湿度がかなり厳しくて、いつもなら2週間かけてレースへ向けた準備をするんだ。コックピットの中は50℃以上になるし、湿度も70%ぐらいになるから、コックピットの中はかなり不快だよ」
「それに、ドリンクのボトルを空にしたくないレースだね。紅茶を飲んでいるような感じなんだけどね。どうやっても、飲み物を冷たいままにしておくことはできないんだ」
「フリー走行で去年みたいな雨が降ったら、きちんと準備をすることは不可能になるし、もしレース中にあんな雨が降ったとしたら、ただクルマに乗っているだけになるよ」
「燃料をたくさん積んだ状態のときにここでレースするとどうなるのか楽しみだね。ここでは低速、中速、高速が組み合わさっていて、とても挑戦しがいのあるコースになっているけど、特に高速コーナーが楽しみだよ。そして、いい週末になることを願っているよ。」
「(オーストラリアでは)サスペンションの問題が起きるまでは順調だったし、問題が起きるとすぐにそれを解決し始めている。僕たちのペースはいいし、もし信頼性を向上させ続けられれば、ヨーロッパへ行くころにはもっといいポジションにつけると信じているよ」
「それまでは、レースの週末で毎回のセッションが大切になるし、今週末のセパンでも、改良パーツを評価する予定なんだ」