オーストラリアGPで、トム・クリステンセンが元ドライバーとしてスチュワードに加わる。
開幕戦バーレーンGPでは、4度ワールドチャンピオンに輝いたアラン・プロストがスチュワードを務めていたが、今週末のオーストラリアGPは、ル・マン24時間の最多優勝記録を保持しているクリステンセンがスチュワードになることが明らかになった。
クリステンセンは、ミナルディ(現トロ・ロッソ)、ティレル、ジャガー(現レッドブル)などでテストドライバーを務め、2000年にはF1参戦に向けてウィリアムズのクルマで準備を進めていたミシュランのドライバーを務めていた。
F1での経験が多いとは言えないクリステンセンだが、ル・マンでは史上最多の8勝を記録、F3やF3000、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)などでもチャンピオンに輝いている。