メルセデスGPは、ピットストップの速さを争うレースでトップに立つことを目指しているようだ。
メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、チームの2010年型車W01のペースがトップを争えるものではないと認めつつ、これからの数戦での進歩によってトップとの差が縮まるはずだと語っていた。
だが、『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』誌は、メルセデスGPがオーストラリアGPから、ピットストップの速さでトップに立てるだろうと報じた。
新しいフロントジャッキが作られ、メカニックはこれまでよりも速くタイヤの交換を行えるようになったとのことだ。
開幕前には、レッドブルが1.8秒でタイヤ交換を行ったことが明らかになっていたが、3.5秒から4秒の静止時間であればいいピットストップだとみなされている。
メルセデスGPのスポークスマンは、これまで3.5秒以下であれば「素晴らしい」ピットストップであったと認めた。
しかし、このスポークスマンは、近い将来に「2.5秒が現実的な目標になるだろう」と加えた。