イタリアのメディアが、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のF1復帰戦を厳しい言葉で報じた。
2006年までフェラーリに在籍していたシューマッハは、3年の引退生活から現役に復帰し、開幕戦で6位に入賞した。しかし、週末を通じて、チームメートのニコ・ロズベルグには後れを取っていた。
イタリア国内では、メルセデスGPから現役復帰するというシューマッハの決断を裏切りと考える意見が多いが、『Il Secolo XIX(イル・セコロ19)』紙は、「ごう慢の帝王」とシューマッハを評した。
しかし、シューマッハ自身は復帰戦に満足しており、メルセデスGPのチームCEOニック・フライは、シューマッハが「最高な精神状態」と素晴らしい体調で週末を終えたと語っている。
シューマッハは自身の公式ウェブサイトで15日(月)、次のように語った。
「3年間、完全に離れていて、準備のためにたっぷりと走りこむこともなかったことを考えれば、心から誇りに思っているよ」