2010年からのF1参戦を目指しているステファンGPは、ドライバーの1人が日本人だと認めており、近日中に正式発表されるようだ。
ステファンGPはまだF1参戦を認められていないが、600万ドル(約5億4,000万円)のスポンサーを持ち込むとみられるカルン・チャンドックと契約したと報じられている。
また、ステファンGPはトヨタが2010年に向けた開発していたパッケージでF1に参戦するとしており、参戦が認められた場合には、TDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)出身ドライバーの中嶋一貴がドライバーになるとみられている。
「さまざまな交渉を行っているが、まだ完全にはまとまっていない」
「かなり近いところまできており、近日中にドライバーの布陣を正式発表する」とチーム代表のゾラン・ステファノビッチは『422race.com』へ語った。
ステファノビッチは、ラルフ・シューマッハが候補になっているのか答えなかったが、少なくともドライバーの1人は「日本人だ」と認めている。
さらにステファノビッチは、ドライバーに対してスチュワードへ虚偽の証言をするように指示したとされる「ライゲート」でマクラーレンを退職したデイブ・ライアンがチームに加わったとの報道は否定した。
「どこからそんな話が出てきたのか知らないが、デイブ・ライアンはチームと関係ない。彼は加わっていないよ」
また、フォース・インディアの元責任者であるコリン・コレスが加わるとの報道もあるがこれについてステファノビッチは、次のように語った。
「連絡は取っているが、彼はチームの一員ではない」