レッドブル関係者は10日(水)、ライバルチームの多くが新車にレッドブル風のデザインを採用していることをうれしく思うと語った。
2009年シーズンはレッドブルのRB5が圧倒的な速さを見せていたため、合同テストに登場している各チームの新車には昨年のレッドブルのようなデザインが数多く採用されている。
例えば、メルセデスGP、ヴァージン、フェラーリなどはコックピット前でノーズの両端が盛り上がっており、ウィリアムズは「かものはしノーズ」と呼ばれる高く幅広いノーズを採用した。
また、ザウバーやマクラーレンなどは非常に高いノーズを採用しているが、レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイは、F1のデザインにおける流行を作り出したことに「満足している」と語った。
「確かに、満足していると言える。それが正直な感想だよ」とニューイはコメント。
10日にレッドブルの新車RB6の初テストを担当したマーク・ウェバーも、次のように認めている。
「多くのチームが僕たちのクルマをまねしているってことは、エイドリアン・ニューイがどれだけ優れているのか証明しているね」