レッドブルのチーフテクニカルオフィサーであるエイドリアン・ニューイは、しばらくレッドブルにとどまりそうだ。
ニューイは2006年にマクラーレンからレッドブルへ移籍しており、今シーズンに圧倒的な速さを見せつけているレッドブルの2010年型車RB6もニューイが設計したものだ。
F1界で最もひっぱりだこになっていると言われるニューイだが、レッドブルにとどまる予定だと『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が報じている。
「契約のことは明かせないが、それは事実だ」
「昨年にエイドリアンは、今年で契約を終了させることになったはずの条項を削除するよう求めてきた」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは語った。
元F1ドライバーで優勝経験もあり、トロ・ロッソで共同オーナーを務めていたゲルハルト・ベルガーもニューイの決断を支持し、「ニューイとベッテル(セバスチャン・ベッテル)がいる限り」、レッドブルのペースが落ちることはないとコメントしている。