シンガポールGP、レイアウトの変更を検討

2010年01月29日(金)
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シンガポールGPで、コースレイアウトの変更が検討されているようだ。

シンガポールGPが行われるマリーナ・ベイ・サーキットは2008年、F1史上初のナイトレースを開催して注目を集めた。

だがこのサーキットは市街地サーキットであるため、平均速度が低く、セーフティカーが出動しやすいコースになっていることもあり、レース時間が長くなってしまっていた。

レギュレーションで規定されているレース時間の上限は2時間だが、2009年のレース時間は1時間56分6秒、2008年は1時間57分16秒だった。

これを受けてシンガポールGPの主催者は、コースレイアウトを変更して、ラップタイムを短縮することを検討しているようだ。

『Today(トゥデイ)』紙が報じるとこでは、90°のコーナーが3つ続く7コーナーから9コーナーにかけてのセクションを1つのコーナーに短縮する案が出ているとのこと。

さらに、グランドスタンドの下を通過するセクションも短縮される可能性があるようだ。

シンガポール観光局は2011年まで大規模な変更を予定していないようだが、2010年のレース前に若干の変更を加える可能性があるとしている。

シンガポール観光局のF1プロジェクト責任者ジャスティン・チューは、「われわれは常に、どうすればシンガポールGPを向上できるか考えている」と語り、こう加えた。

「もしレースのためになることで、ファンやドライバーにとってより刺激的になることであれば、検討していく」

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