ジャン・アレジは27日(水)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)が昨年に活躍したことが、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が現役復帰を決める要因になったのだろうと語った。
2000年から2005年までバリチェロは、フェラーリでシューマッハのチームメートになっていた。この6年間にシューマッハが5回タイトルを獲得した一方で、バリチェロが記録したのは9勝のみだった。
「ルーベンス・バリチェロは、最終戦の前戦ブラジルGPまでタイトルを争っていた」
「でもフェラーリでは、常にマイケル(シューマッハ)がルーベンスの上に立っていた」と元フェラーリドライバーでもあるアレジは語った。
さらにアレジは、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌へこう続けている。
「きっと彼(シューマッハ)は、“ナンバー2が上位で戦えるなら、僕だってできるじゃないか”って思ったんだろうね」