メルセデスの親会社ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、ラルフ・シューマッハがメルセデスGPへ加入するとのうわさを否定した。
兄のミハエル・シューマッハはメルセデスGPからの現役復帰が決定しているが、ラルフもF1への復帰を目指している。
2007年にトヨタでのシートを失ったラルフは、これまでメルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦していた。
2010年は、ラルフの代わりにデビッド・クルサードがDTMへ参戦するともうわさされている。
メルセデスGPはまだ2010年のリザーブドライバーを決定していないが、『Gazzetta Sportiva(ガゼッタ・スポルティーバ)』紙は、ラルフ加入の可能性があるのかツェッチェに質問した。
「彼はすでに、他のシリーズでわれわれのドライバーになっている。チームにシューマッハは1人で十分だ。特にそれがミハエルであれば、十分どころではない」とツェッチェは答えている。