ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)の健康面についてわずかに残っていた懸念が、完全に払しょくされた。
今月上旬にバレンシアで行われた今シーズン1回目の合同テストで、ミハエル・シューマッハは自身の担当医であるヨハネス・パイルを同行させていた。
1年前にバイクで転倒し、シューマッハ自身はそのケガが完治したと考えていたが、F1マシンによって生み出される独特なGフォースにシューマッハの首が耐えられているか、それを確認するためにパイルが同行したと報じられていた。
しかし、先週のヘレステストにはパイルの姿がなかった。
「いくつか検査するために彼はバレンシアにいたんだ。これまでにも、そういったことはよくあったよ」
「彼は僕の準備が万端に整っているか確かめたがったんだけど、もちろん準備は整っている。それで2人とも、ヘレスには同行する必要がないと判断したんだ」とシューマッハはF1の公式ウェブサイトへ語っている。
17日(水)から始まるテストでは、初めの2日間でシューマッハが走行を担当する予定だ。