バレンティーノ・ロッシが、F1へ転向しない可能性が高いことを示唆した。
MotoGPチャンピオンであるロッシは、これまでに何度もフェラーリのF1テストに参加しているが、つい最近にもテストに参加しており、2011年にF1へ転向する可能性があるとも言われていた。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は新車発表の際、ロッシ起用の可能性についてこう語っていた。
「もし2011年にチャンスがあり、彼がそれを望み、テストをしてF1に慣れる可能性があるのなら、否定する理由があるか?」
ロッシとヤマハの契約は今年で切れるが、今週からMotoGPのテストが始まるセパンで、ロッシはこのうわさの沈静化を図っていた。
「楽しむことができたし、ラップライムもよくて、いいテストになった。でも、僕がF1で走っている姿を披露するのはかなり難しいと思う」とロッシは4日(木)にメディアへ語っている。
ロッシは、来年からのことについて真剣に検討するのは夏以降になると話していた。