ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ/リザーブドライバー)は、2010年にレースドライバーとしてF1へ参戦することを断念したようだ。
28日(木)に行われたフェラーリの2010年型車F10の発表会には、フィジケラの姿もあった。
フィジケラは今シーズンからフェラーリのリザーブドライバーになったものの、もしチャンスがあれば、他チームからレースに参戦したいとしていた。
フィジケラが所属する最有力候補とされていたのはザウバー。しかし、ザウバーはすでに小林可夢偉と契約を結んでおり、最近にはペドロ・デ・ラ・ロサとの契約も発表している。
これで、フィジケラが2010年のレースシートを獲得する可能性は非常に低くなったとみられていた。
フィジケラ本人も、『Reuters(ロイター)』通信へこう語っている。
「サードドライバーとしてここ(フェラーリ)にとどまるほうがいいよ」