F1チームが組織しているFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)は19日(火)、マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュが会長になったと認めた。
これまでFOTAでは、フェラーリ会長であるルカ・ディ・モンテゼモーロが会長を務めていた。
声明には、2010年からウィットマーシュが会長になり、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリが副会長になると書かれている。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーがスポーティング・レギュレーション・ワーキンググループの責任者になり、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンはテクニカル・レギュレーション・ワーキンググループの責任者に留任する。
商業面の責任者はフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー・マネジングディレクター)が務めていたが、ブリアトーレは故意にクラッシュすることを指示したとされるクラッシュゲートをめぐってF1界を去っている。
FOTAは、執行委員会が商業面の運営を担当していくと発表した。
「F1の長期的な利益のため、他の利害関係者と協力し、マーティン・ウィットマーシュとともに働いていくことをFOTAの各チームは楽しみにしている」とFOTAは声明で語っている。
また、FOTAのウェブサイトにはロータス、ヴァージン、カンポス、USF1のロゴも表示されており、これで全チームがFOTAに加盟したことになる。