フェラーリの2011年型車のシャシーが、クラッシュテストに合格した。イタリアメディアが報じている。
F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)の係官立ち会いのもと、イタリア国内の施設でFIAのガイドラインに従い、義務付けられているモノコックのテストが行われたようだ。
テクニカルディレクターであるアルド・コスタが率いるフェラーリの設計部門は、2010年型車F10から根本的に設計を変えたため、今回のテスト結果を受けて胸をなでおろしたとの情報もある。
2010年型車に比べると、モノコックの素材と構造が大きく変わっているようだ。
フェラーリのクラッシュテスト責任者であるダビデ・テルレッティが、モノコック表面のひび割れを調査しているとも伝えられているものの、クラッシュテスト不合格になるようなものではなかったという。
フェラーリの2011年型車に使用されるほかのパーツも、すぐにクラッシュテストを受ける予定であるようだ。