2010年にF1への現役復帰を果たしたものの、一度も優勝することはなく、以前のような強さを見せられなかったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)。しかし、2011年にはシューマッハが完全復活するとの意見がある。
シューマッハの完全復活を信じているのはエマーソン・フィッティパルディ。1975年に、当時最年少の若さでF1王者に輝いた人物だ。フィッティパルディは、シューマッハの復活について次のように話している。
「サンパウロのレース(ブラジルGP)前、ロス・ブラウン(メルセデスGPチーム代表)やノルベルト・ハウグ(メルセデス/モータースポーツ責任者)と一緒に朝食を食べた。彼らは、来年のクルマがマイケル(シューマッハ)のスタイルに合うはずだと言っていた」
「私はシューマッハを信じている。マイケルがベネトンにいたころ、アイルトン・セナと話したことを思い出すよ。アイルトンは、レースでの彼がかなり手ごわい相手だと話していた。そういったことは、失われるものじゃない。私が最後に大きなレースで勝ったのは49歳の時だったよ」